回転

Master_koasa2007-04-07

 昨日のミュージックステーションにてモーニング娘。の新曲「悲しみトワイライト」が初ONAIRされました。
春ツアーをまだ観に行ってない自分には初めて目にした雑感を。

曲調はひと言”カッケー!”ってヤツですね〜、ハードにビッシ!決めるときっとライブで盛り上がるでしょうね。そんな光景が今から目に浮かびます。
衣装はオーバーニーソックスに黒のブーツにミニスカ、ピッタリしたシャツでよさげな感じですよw
よっすい〜のラスト曲に相応しいんじゃないかなっと、曲調&フリ共に、また間奏の部分もよろしいようで彼女に合いそうなカッコイイ系でね。

そんな新曲を繰り返し見てるうちに気になったとこが少し。
歌の1番から間奏に移る瞬間にターンする所が非常にカッコイイじゃないですかw
画面ではよっすい〜を中心に左にミキティ、愛佳ちゃん。右に愛ちゃん、小春の並び。(ワイド画面でないと確認不可)
そこで5人同時にターンを始め、ターン終了を見ると早さが若干違うようですね。
見る限り愛ちゃんが最も早く続いてミキティ、愛佳、よっすぃ〜、小春の順番で回転が終わってるように見えます。

画像で確認

1.スタート
腕を下げて回転準備

2.身体が回転始まる
愛ちゃんは既に身体にヒネリが入る

3.1/4回転
ダンス経験者特有の顔残し

4.1/2回転
愛ちゃん以外ほぼ同じ角度

5.3/4回転
ここでハッキリ違いが出てきます。
愛ちゃんが早く、ミキティ、愛佳ちゃんが同じ。
よっすぃ〜が若干遅れ、小春ちゃんはまだ…。

6.回転終了
ミキティ、愛佳ちゃんが正面。
愛ちゃんは既に次の動きに移行中。
よっすぃ〜は右肩がまだ回りきってないですね、
春ちゃんってば…。


連続


愛ちゃんのターンの早さ、流石にダンス経験者だけのことはありますね。
ダンスで身に着けた動きがここで効果が出てるようです。
ダンスとかその辺りは全くの門外漢で専門的なことは分かりませんので、そこで自分なりの解析してみました。


回転

 回転は角運動量保存の法則と重心と遠心力と慣性モーメントで決定されます、このあたりは中学、高校で習うと思います。
回転軸に力のモーメントが必要で俗にトルクというもので、ここでは身体のひねりと腕のフリがこれに相当します。
そしてそれは回転軸からの距離と力の積になり、腕の振る力と身体のヒネリの反作用によることなります。
それから回転速度は重心位置と慣性モーメントにより、慣性モーメントが大きいと回転しにくく止まりにくくなりさらに角運動量保存の法則によりより慣性モーメントを回転軸の近くにすると回転速度が増します、つまり回転が始まったら腕などは身体の中心に移動させる事により回転速度が上昇し、更に慣性モーメントを減らすことが出来れば更に速度は上がります。


以上のことから、ターンを素早く行うには。

ターンのスタートは身体のヒネリ使いながらコンパクトに腕を振ることによりトルクを上げ、回転が始まったら腕は身体に寄せ慣性モーメントを減らすコトが肝心なのではないでしょうか。
他にダンス経験者に見られることで、回転前半では頭を正面、後半では先に正面に向ける方法(顔を残す)は頭の重量分の慣性モーメントを減らすことは物理法則に対応した理に適った方法ですね。
腕を胸ではなく頭上に上げるさらに良いです。これはアイススケートで見られるスピンも同様の方法でスピンの速度が上がるのがTV中継で見られますね。



ま、でも自分にやれといわれてもとても出来ないですけどね。
それ踏まえて、上の画像を見ると愛ちゃんのターンが早いのも頷けます。
ターンの直前の身体のヒネリを加え、顔を残しながら、振った腕を回転後半に誰よりも回転軸に沿って頭上に上げていることで回転速度が上昇となるわけです、納得。

(ちなみに1回転に要した時間、わずか23フレーム約0.77秒。成人女性の肩幅約40cmとして計算すると、その回転速度はおおよそ164cm/sでした。)


ということで余計な話が長くなりましたが、新曲「悲しみトワイライト」はよっすぃ〜のラスト曲に相応しいカッコイイ曲なので来週に迫った今回のツアー初参戦がますます楽しみになってきました。